「男の子のお母さんにしか見えない」はほめ言葉なのか何なのか

子育て

先日、ちょっと保険の営業を受ける機会がありまして。

家族構成なんかを軽く聞かれたんですけれども、「子どもは2人います」っていったら、営業の女性の方が「もしかして、お二人とも男の子じゃないですか?」って。

あれ何なんですかね。スカウターに私の戦闘力と一緒に表示でもされてんですかね。

すごくよく言われるんですけど。

「男の子が2人」っていうと、「あー、確かに―、そんな雰囲気あるー」って。

何?私からなんか出てるの、その男きょうだいのママっぽい雰囲気とやらが。

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男の子のきょうだいを育てるママ

男の子のお母さんってどういうイメージなんだろう?と気になったので調べてみました。

男の子きょうだいのいるママ芸能人

(順不同、敬称略。ネット上の情報です。違っていたらご容赦ください)

  • 松本伊代
  • 小川菜摘
  • 北斗晶
  • RIKACO
  • 紗栄子
  • 渡辺美奈代
  • 榊原郁恵
  • 寿美花代
  • YUKI(元ジュディマリ)
  • 三浦りさ子
  • 高嶋ちさ子
  • 香坂みゆき
  • 藤田紀子(憲子)
  • 三田寛子
  • (清原)亜希
  • アグネス・チャン
  • 西田ひかる
  • 森昌子

つまりこういうイメージ

おっとりっていうよりは、ちゃきちゃきハキハキしている感じ?

おしとやかっていうよりは、元気いっぱいとか、サバサバしているイメージ?

確かに、私自身、おおざっぱだという自覚はあるし、ちっちゃいことは気にしないタイプでもあるけれど。

 

でもよく見てみよう。

芸能界という、ただでさえタフな世界で生きている女性たちとはいえ、北斗晶高嶋ちさ子森昌子ですよ。

もうなんか、ここ鬼ヶ島?って感じですね。

戦闘力が高すぎて、スカウターも爆発しますね。

 

もちろん、全てのお母さんににあてはまるわけではありません。

男の子のママでも「フリルのついた服が似合って、日傘を差して歩くような、ふんわり・おっとり・おしとやか」な人はいるはず。

何が「男の子のママっぽさ」を形成するのか?

だけど、一般的なイメージがついたのは、やはり共通の何かがありそうで。

それは男の子を育てるうえで身に付けた進化のたまものなのかもしれないなと思い、仮説を立てて考えてみました。

見た目がアクティブ説

男の子の動きは一般的に激しいです。

公園なんか行くと、走りやすい靴、動きやすい服装は必須。

ママは日陰で座ってるから遊んでらっしゃーい、なんて許されません。

ママー、サッカーしようよー。

ママー、鬼ごっこしようよー。

 

そら日にも焼けるさ。

 

で、一度そういうカジュアルな格好が板についてくると、服装に特に縛りのない事務職の私なんかの場合、仕事に行く服装もそんな感じに。

パンプスとか長らくお目にかかってない。

結果、何だか知らないうちに自分も活発な感じになってしまった説。

日々けんかの仲裁をさせられる説

男子が2人、3人となると、そこでどうしてけんかになるわけ?という状況でも争いが始まります。

仲よく遊んでいたと思ったら、ちょっとしたきっかけで罵り合い、手が出る、足が出る。

各国の男性リーダーが多いこの世界で、戦争なんてなくなるわけないよ…。

 

そんな男兄弟の争いを収束させるためには、「やめなさーい」みたいな普通のトーンの注意では無理なんですよ。

「やめろっていってんでしょーが!!」って言わないと収まらない。

 

家の中ならある程度放っておくんですけど、外でやられると、周りの目もあるし、ちゃんとさせなきゃと思って、ついついキツイ注意の仕方になってしまう。

結果、「男の子のお母さんて勇ましいね」「気が強そうね」ってイメージになってしまった説。

無駄な抵抗はやめた説

男の子はカブトムシだと思え」と言ったのは花まる学習会の高濱先生だったか。

こちらの本によると、お母さんから見た男子は、自分とはまったく違う生き物であると認識したほうが、おおらかな気持ちで接することができ、お互いにイライラしなくてすむそうですよ。

だから、もう受け入れるしかない。

あきらめともいう。

 

ポケットから大事に取り出してママに「はい、プレゼント」ってしてくれたのがダンゴ虫だったって、しょうがないよ、男子だもん…。

ランドセルの底から、じゃばら状のプリントが大量に出てきても、しょうがないよ、男子だもん…。

ちゃんと明日の持ち物を連絡帳に書いてきたはずなのに、自分の字が汚くて全然読めなくても、しょうがないよ、男子だもん…。

 

もういちいち驚いたり注意してたら身が持たないよ、っていう。

どこかどっしりとした貫禄?諦観?

それが男子ママの持つ雰囲気?

でも人に言われるとなんか嫌

男の子のきょうだいを持つお母さんには、共通する雰囲気って確かにあるのかもしれません。

でもなんか引っかかるんですよね。

しかも初対面でですよ。

出会って数秒しか経ってない相手に言われたんですよ。

 

冒頭のアイスブレイクの段階で引っかかっちゃってるもんだから、営業トークが全然入ってこないんですよね。

 

まぁ、でも、ほら、明るくて元気があるとかね、サバサバしていて活発そうとかね、いいイメージで言ってくれたかもしれないじゃない?

もしかして、私の気にしすぎってこともあるかもしれないなー、と思ってさ。

 

その営業さんにさりげなーく聞いてみたんですよ。

「どうして男の子きょうだいってわかったんですか?」

 

「えー…、いやぁ、なんとなくの雰囲気で」

 

 

こいつ、ごまかしやがった。

 

 

てことは、あのー、あれですね。

 

 

私の場合は、

 

 

彼氏の写真見せてもらったけど、取り立ててイケメンでもなかった時に言う、

「優しそうな彼だね」

や、

 

赤ちゃんの顔見せてーって覗き込んだけど、取り立ててほめるべきとこが見つからなかった時に言う、

「しっかりした顔立ちだね」

と、

 

 

同じ意味だと思っていいですね?

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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