年度初めの出来事なんですけど。
学童が始まった初日
新元号が発表された月曜日。
小1の次男が初めての学童での1日を終えてきました。
その反応は、なんともしょっぱいもので。
保育園から一緒のお友だちが4人もいる学童なので、親としては保育園の延長みたいなものだと考えていました。
「学童楽しかった?」と聞く私に、首を振る息子。
心配して聞いてみると、「新しいお友だちが、ぜんぜんできなかった」と。
中学からの同級生が一人もいない高校に進学した私は、入学式当日も誰とも口を利かずに帰ってきた筋金入りの人見知りです。
うん。
無理するな、息子よ。
人見知り遺伝子を少なからず受け継いでいる君も、そんな高いハードルを自分に課す必要なんかないじゃないか。
「友だち100人できるかな」
なんてパーリーピーポーなノリは忘れていい。
ぼちぼち行ったらいいんだよ。
しょげ返る息子の背中が痛々しかった初日でした。
持ち直したかに見えた2日目
翌日の2日火曜日。
好物の鶏のから揚げとイチゴをお弁当に入れたから、頑張って行っておいでと送り出しました。
心配だったこともあって、急いでお迎えに行くと、昨日とは打って変わってご機嫌です。
昨日はトボトボと元気なく歩いた帰り道を、ダッシュで駆けていく次男。
家に帰って聞いてみると、「あのね、お友だちの●●くんとね、ポケモンのはなししたの」
ほお、●●くんと。
初めて聞く名前です。
どうやら1コ上の小2の子と仲よくなれた様子。
新しいお友だちできたんだね。
よかったねぇ。
春休み中の学童では、午前中に各自が家から持参したドリルなどの勉強をする時間が設けられています。
ひらがなの練習もしっかりやっています。
うんうん。
がんばれ、次男。
やっぱりダメだった3日目
学童も3日目を終え、次男がパパとお風呂に入っていたときのこと。
学童の様子を聞いた途端、悲しそうな顔になり、ポロポロと涙を流し始めたそうです。
驚いたパパが聞くと、
「机のスペースが小さくて、ドリルができない。
他の子たちが使っているから、場所がなくて、ぼくは床の上でやった。
でも字がうまく書けない。
もう学童でお勉強したくない」
・・・。
親として、どうにも心が苦しくなる出来事です。
確かに、次男の学童は1つの部屋に40人以上詰め込まれていて、狭い。
それは入会前から少し心配していたことではありました。
今6年生になった長男のときには、まだ余裕のあった学童の部屋。
この5年間で定員いっぱいまで受け入れるようになり、かなり手狭に。
3月まで通っていたのは、先生の目も行き届いた、一人ひとりの子どもの気持ちに寄り添ってくれる保育園でした。
そことのあまりの環境の違いを、次男も幼い心で痛いほど感じているのでしょう。
「学童行きたくない」と言い出しました。
小1の壁を乗り越えられるか
とりあえずはこのような訴えが次男からあったこと、その事実だけを連絡帳に書いてみたところ、学童の方からは丁寧なお返事がありました。
スタッフの方からグループの子たちに声をかけ、場所を譲り合うよう伝えていただき、その日は次男もきちんと座ってお勉強することができたとのこと。
次男も集団生活に慣れなければいけない。
「ぼくも机を使いたいから詰めて」と自己主張できるようにならないと。
優しい大人に守られていた保育園と違って、だいぶたくましくなる必要があります。
揉まれて、強くなるんです。
そうでないと、生き残っていけないのよ、小学生は。
本人には「次からは自分で言おうね」と伝えました。
そうはいっても
長男が学童に行ったときには生じなかった、「子どもが学童に行きたくないと言い出す」事件。
よそのご家庭では聞いていたし、実際学童を辞めていくお子さんも見てきたけど。
新学期も始まる前から、小1の壁の一つにぶつかるとはなぁ…。
今回、勉強スペースのことはなんとか収まったのでよかったですが。
私の方もね、仕事をしている間も、気が気じゃなかったです。
もしかして学童で今頃あの子、泣きそうになってるんじゃないかしら、と。
ああ、私の既往症「仕事辞めたい病」が今にも再発しそうだわ。
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