ずいぶん長引いた休校期間。
だらだらとYouTubeを見る息子たちに
「ちょっとは生産的なことやれば?」
というお小言のひとつも言いたくなるのが、人間というものでしょ。
YouTubeばかり見て…
今や子どもたちの「将来なりたい職業ランキング」でも定番となったユーチューバー。
で、それを夢中で見ているわが家の子どもたち。
憧れの職業について研究しているといえば聞こえがいいですけども。
ただ単にボケーっとゲーム実況動画を見続けている子どもを見ると、
「こいつ、こんなんで大丈夫か…」
と親としては不安にもなるもの。
ま、可哀想ではありますよね。
私たちだって、彼らぐらいの年齢の時、こんなに長く「学校がない」状態を経験していませんし。
「お母さんが中学生ぐらいの時は、もっと進研ゼミの勧誘マンガ冊子みたく、勉強に部活に恋に忙しく健全に過ごしていたものよ」なんて比べるのもねぇ。
なんというか、永ちゃん風にいうと「フェアじゃないね」ってことで。
もうちょっと能動的に楽しめないか
思うんですが、受け身でエンタメとか作品を消費するだけでは、得られるものってほとんどなくて。
画面をボーッと見ていたって、その後の自分の身を助く芸が身につくわけではない。
親の勝手な願いですが、どうせなら、子ども自身が「観る側・消費する側」だけでなく、「作る側・楽しませる側」に回ってみる体験をしてほしいなぁと。
そして別に将来、職業としての「作り手」にならないとしても、そういう経験は後々の人生を豊かにしてくれるんじゃないかと思うわけで。
昔芸人目指してた人が、普通に企業で働いたらプレゼンめっちゃ上手かったりとか。
例え表に出てベラベラ喋らなくても、情報を上手に編集して分かりやすく伝える力って、社会人でも役に立つじゃないですか。
せっかく授業がない休校期間なんだから、何か少しでも自分で生み出すような経験をたくさんしてほしいなと。
イマドキのスキルの身に付け方
で、それは私たちが中学生とかの時は、ビデオの編集なんて一部の愛好家ぐらいしかやっていなかったのではないかと思うんですけど。
今の時代は、その気さえあれば誰でもそういうことができる。
表現の場がデジタルに移行しているから、それに対応したツールを使いこなせる必要はありますが。
イラストが描きたかったらペンタブとか。
動画を作りたかったら編集ソフトとか。
その使い方にも慣れないと、作品作りとか表現以前のところでつまづいてしまう。
うちの中1長男も、動画編集に興味があるとかで。
動画学習サービスUdemyで講座を申し込み、AdobeのPremiereやAfter Effectsなどの操作方法を学んでいます。
いずれも、番組や動画制作の現場でプロも使っているツールです。
ご存知の方も多いでしょうが、このUdemy、さまざまなオンラインの講座が低額で受講できます。
期間とかは決まっていなくて、買い切りの講座なので、ペースは自分次第。
本当の定価か分からないほどの頻度でしょっちゅうセールをやっていますので、時期を見て申し込むとお得です。
(ちなみに現在もセール中で、6月4日までだそうです)
子どもだけじゃなくて普通に大人も、スキルアップのためにExcelとか、Webデザインとか、プログラミングとか学べます。
で、動画編集を始めた長男はもうね、学校の勉強とは明らかに違う、すんごい集中力でして。
没頭というのはこのことかと。
ずーっと長いこと部屋に閉じこもっていたかと思ったら、先ほどやり切った顔で「動画のオープニングが完成した」と言っていました。
…すごいね、デジタルネイティブ。
ある意味、家にいる時間の長いコロナ状況下で、有意義な過ごし方なのかな。
しかし坊ちゃん、あんたどこに行こうとしてるのか。
まさか本気でYouTuberデビューするつもりなのかい?
↓それはそれで心配だけれども
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