すっかり涼しくなりました。
そんな秋も深まった日のことです。
夫が、ぽつりと「管理職になろっかな…」とこぼしたのは。
登りたくない出世の階段
この時にも書いたんですが。
「責任が重いわりに、うま味が全くない」と巷で大評判の、夫の会社の管理職。
この会社では、40代でも管理職でない人も多く、昇進しないままゴールテープを切る方も多い。
審査と試験を受けないと、どんなに仕事が出来ても管理職になれない仕組みです。
管理職になったところで、大変なことばかり増えるのに、給料は少し上がるだけ。
これまでさんざん、昇進試験から逃げ回っていた夫ですが、ここにきて心境の変化があったようです。
細かすぎ上司
夫は細かいルールよりも、最終的に大きなリターンがある方を優先するタイプ。
ところが彼の今の上司は、どうでもいいようなルールにすごくうるさいらしい。
まぁ、ルールを破れとは上司の立場からも言いにくいんだと思うんですが。
それにしたってチマチマチンタラやっているらしいのです。
「結果的に絶対こっちの方がいいに決まっているのに、Goが出ない」
とフラストレーションがたまりにたまった夫。
こうなったら、自分がGoを出せる立場になった方が早いんじゃないか?ということで。
ちょっと真面目に管理職に気持ちが向き始めたようです。
変わってしまったあの人
もう一つ、彼の中で上を目指すきっかけになったのは、2,3個上の先輩。
昔同じ職場で一緒に仕事をしていたこともある方です。
数年ぶりにお会いしたら、その方が隣の部署の課長になっていました。
以前同じ職場で働いていた時は、穏やかでやさしい先輩だったそうです。
ところが。
その人柄が豹変していたらしい。
どうもパワハラ気質があるらしく、何人もの部下を病気や休職に追い込んでいるそうなのです。
それだけ害がある人物なら、人事が何とかせえよ、と思うんですけど。
部署が違うんで、夫はその先輩に直接何かを言われる立場にはない。
でももし、異動してそういう上司のもとに部下として行くことになったら?
そこで理不尽な思いをするぐらいなら、自分も同等か、それ以上に上がってしまった方がよくないか?と思い至ったらしい。
やっぱりね
会社という組織は一般的に、上に行く人ほど視座が高い。
夫の会社もゴッリゴリの年功序列ではありますが、変な奴はある程度より上には上がれないようになっています。
課長レベルでは、たまに杓子定規男やパワハラ先輩のような変なのが混じっていることがありますが、部長まで行くとそうはいきません。
一定程度、振るいに掛けられて、残されるのはデキる人たち。
視野が広いし、複合的に多角的に物事を考えて、横断的に決断できる。
上に行った方が、集まってくる情報も多いし、結果、身につけられる知識が増えていく。
「社長」の夢はパパりんに粉砕された夫ですが
肝も据わっているし、決断力もあるし、わりといい上司には、なれると思うんです。
妻としてはそっち方向で応援したいです。
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