たとえ今、わが家になかったとしても、誰かのうちにはきっとある

子育て

先日、職場の先輩ワーママさんから、「自転車いる?」と聞かれました。

すでにお子さんが成長して、小さくなって乗らなくなった自転車があるとのこと。

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子育てあるある

わが家は男の子が二人いまして、お兄ちゃんの乗っていた自転車で下の子も練習中だったのですが、野ざらしで保管していたせいか、ペダルがさび付いてしまったため、新しい自転車を買わなくちゃいけないなーとちょうど思っていたところだったのです。

子育てしていると、こういうこと、よくありませんか?

願えばかなう、的なこと。

 

やはり使うのが一時的な子育て関連のグッズなどは、不思議とほしいと思っていたら友だちや知り合いから入手できちゃって、買わなくて済むものって多いですよね。

お兄ちゃんの卒園式・入学式のスーツも、近所のママ友さんからタイミングよく譲ってもらいました。

そしてそのスーツ、また別のママ友さんで翌年卒園を迎えるお宅へもらわれていきました。

 

もらえることは確かにうれしいのですが、その逆も実はとても「助かる」んですよね。

自転車を譲ってくれたお母さんも、「処分に困ってたし、こんな小さい子に使ってもらえると思うとうれしいわ。うちの子兄弟がいないから、自分のお下がりを使ってもらえてちょっと誇らしいみたい」と言ってくださいました。

わが家に居座り続けたあるもの

実は下の子がトコトコ歩けるようになってからも、ずーっと手放せないものがありました。

抱っこひもです。

柄が気に入って買ったもので、ちょっといいお値段がしたせいもあるのですが、なんかこう、踏ん切りがつかないというか…。

しばらくは「災害時にこどもをおぶって逃げなくちゃいけなくなるかも」と、もっともらしい理由でキープしていたのですが、いつのまにか、背負うより子どもが走った方がよっぽど早く逃げられるようになってしまいました(もうわが子のスピードに母が追い付けない…)。

 

これを手放してしまったらね、もういよいよ「赤ちゃんのお母さん」は卒業してしまう…。

私のかわいい赤ちゃん…。

もう抱っこできない…。

というセンチメンタルな感情に邪魔されて。

 

中古でもまぁまぁきれいだったので、ヤフオクでもメルカリでも売ればちょっとはお小遣いの足しにできそうなのに、重い腰が上がらず。

結局売ろう売ろうと思っても、家の片隅に置いたまま数年が経過してしまいました。

ある日突然手放そうと思えた

それが先日、妊娠したことがわかった大学時代の友だちと久しぶりに会うことになりまして。

そのとき、自然と思ったんですよね。

「あげちゃおう」って。

 

この年になってわかってきたことは、「結構な確率で、子どもを育てるのに必要なものは、たとえわが家になくても、誰かのうちで余ってる」ということです。

 

一人目の時は周りの同級生や同期よりも結婚・出産が若干早かった(でも20代後半なのですが)ために、いろいろなものを買いそろえる必要がありました。

ママ友ネットワークの広がりとともに、2人目になるとほとんど何も買わなくても、お下がりとか譲ってもらうもので済んでしまうようになります。

もし万が一、3人目妊娠なんてことになったとしても、周りのママ友たちを見まわして、「たぶん誰かのうちからもらえるな」という余裕が出てきました。

 

だから、あれだけ手放すのが難しかった抱っこひもも、すんなり旅立たせることができました。

わが家の断捨離がなかなか進まないのは、「使うかも」と大事にしまっている子ども用品が原因だったりします。

また巡り巡って手に入ると思えば、不必要なものにスペースを取られている方が、もったいないと思うようになりました。

これからは家をすっきりさせる方向にシフトチェンジしていきます。

 

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プロフィール

都内在住のアラフォーのワーママ。
フルタイムのオフィスワーカーです。
夫と男児2人(中学生と小学生)の4人家族です。

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