ただ今、子どもたちの学校は個人面談ウィークを絶賛開催中。
学校での様子
保育園と違って、毎日先生と顔を合わせるわけではないですし。
夕食のときに
「今日は学校どうだった？」
と聞けば話してくれる子どもたちですが、あくまでそれは本人たちの主観的な話でね。
実際のところ、学校でうちの子どうなんでしょう？
というのは常に気にはなっています。
そんな疑問・お悩み・もやもやをすっきり解消すべく、行ってきました個人面談。
学校は別の顔
毎年のことなのですが、わが家の長男、先生からの評判が不思議なくらい良い。
さらに今年は最終学年だからなのか？
ボーナスのように最上級の褒め言葉のオンパレード。
「クラスの中でのムードメーカーであり、
彼のリーダーシップでまとまることが多く、
なくてはならない存在です。」
「本当に素晴らしいお子さんで、
どうしたらこんな風に育てられるのか、
教えてほしいです。」
うん。
うんうん。
うんうんうん。
ありがとう。
ありがとうね、先生…。
だけどさ、親の率直な所感を述べてもいい？
「今のそれ、うちの子の話をしてらっしゃるんですか？
どこか別のお子さんと取り違えていませんか？」
次男をいじめてばかりいる、
言わないと宿題をやらない、
何度言ってもルールが守れない、
言葉が汚い、
勉強もめんどくさがる、
ウソばっかつく等々、
わが家の中では問題児扱いの彼です。
親から見ると、
「先生、あいつやべえんすよ。
全然なってないんですよ。
基本的な生活習慣もままならないんですよ。
6年生なのにですよ。
どうしてこんな風に育っちゃったのかわかんないです。
親の顔が見てみたいです、先生ーーー！」
という状態なんですよ、本当に。
良すぎるソトヅラ
誰でも家の中と外では違う仮面をつけていて、使い分けをしていると言いますよね。
だからある程度、キャラクターが外の世界で違うということは仕方ないのかもしれません。
学校では気を張って、毎日頑張っている分、家では甘えている、だらけている。
そういうことなのかも。
ただねぇ。
裏と表のギャップがありすぎる人間って、どうなのよ、と思いますけど。
決して私たちの見方が長男に対して厳しすぎるとか、謙遜しているとかいうことではないんです。
本当に、ここでは書くのがはばかられるぐらい、普段だらしないんで。
あまりに先生が褒めちぎるもんで、
「校長先生にとりあえず褒めとけって言われたのか？」
と疑いたくなるほど。
でもそういうことじゃなく。
単純に、長男は学校では家と別人のようなのです。
そういう見方もあるのか
帰ってきた夫に、個人面談での話をしました。
家と学校で、二重人格者のように振る舞う長男。
「ちょっと心配じゃない？」
すると、夫が、
「でも逆じゃなくてよかったんじゃない？」
家ではものすごくいい子ちゃんなのに、学校では陰湿ないじめをしていたり、大暴れしているような子どもだったらどうか、想像してごらん、と。
確かに…そんな子、すごく嫌。
普段から親にいいところしか見せていなければ、いざ学校で友だちとのトラブルが浮上した際、
「うちの子がそんなひどいことするはずないザマス！
うちの子は絶対悪くないザマス！」
と言ってしまいかねない。
完璧な人間などいない
彼にしてみたら、家ではガス抜きができていて、適度に（たまに過度に）リラックスしているからこそ、学校で上手くやっていけるのかもしれません。
親の方ももう少し、余裕をもって彼のことを見てあげられたらと思いますが…。
ついついうるさく言ってしまうんだよなぁ。
親だって完璧な人間ではありません。
仕事も精いっぱいやって、満員電車で揺られてヘトヘトに帰ってきた家で、
「家事も完璧にしなさい、
一汁三菜は欠かしちゃだめ、
インスタント食品などもってのほかよ、
あらこんなに埃が溜まってるじゃないの、
ちゃんと掃除はしてるの、
洗濯物もこんなに溜めて」
等々、口うるさく言われたら…。
「ぅぅぅぅうるせえ！！！」
ってなりますね。
確実になりますね。
なんならもう、家出して金輪際帰ってきませんね。
…うん。長男、頑張ってるんだな。
偉いな。
明日から、もうちょっと長男に優しくしよう…。
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